JAGUメンバーで2日間にわたりファーストエイド研修を行いました。

JAGUでは定期的にロープワークやレスキュー、ファーストエイドなどのガイドに必要な技術・知識の研修を行っています。

今回は講師として

日本登山医学会認定 国際山岳医 市川 智英 先生と国際山岳看護師 小林美智子先生の2名にご指導いただきました。

「フムフム…」

山でのファーストエイドも日々進化していて数年前にならったことも新しくなっていたりすることが多かったです。

「帰って来い!」

市川先生は循環器科の専門医なので心臓についてかなり詳しく教えて下さりました。

松本共立病院で登山者検診を行っています。

 

みなさん健康診断は受けていることと思いますが、登山者としてはそれだけでは十分ではありません。

自分が登山をするにあたり充分な体力(心肺機能)があるのか?

突然死をまねく「隠れ心臓病」は持っていないか?

などを検診することができます。

興味のある方はこちらをご覧ください。 → 登山者検診

「フムフム」

小林先生は山ナースガイドとして山をガイドすると同時にファーストエイドの講習も手掛けるスペシャリストです。

また夏は富士山5合目、冬の週末は赤岳鉱泉の診療所に詰めて下さっています。

お世話になってはいけないのですが、大変頼りになる存在です。

山での事故や怪我はあってはならないものですが100%防ぐこともできないものです。

だからこそ予防と対処が大事!!

実際、事故現場に出くわすと私たちガイドでもパニックになってしまいます。

日頃の訓練によって正しい処置を行うことができるのです。

「 Help me ! 」

こんな状態にならないように安全登山を心掛けたいものですね!!!